スペイン・バルセロナを訪れる方へ、FCバルセロナの試合観戦を含めた3泊4日のモデルコースをご紹介します。
バルセロナはガウディ建築に美味しいタパス、世界最高峰のサッカー、地中海の景色も楽しめる魅力いっぱいの街。歴史とアートと陽気な空気が混ざった、歩いてるだけでワクワクする場所です。
そんなバルセロナの魅力を効率よく楽しむためのコツを解説。2025年の最新情報に基づき、サグラダ・ファミリアなどの人気スポットから、治安対策、移動手段まで、初めてのバルセロナ旅行でも安心の情報が満載です。限られた日数で後悔しない旅にするための時間配分や優先すべき観光地をお届けします。
バルセロナってどんな街?ベストシーズンは?
バルセロナの見どころと特徴
建築家アントニ・ガウディが残した独創的な建築物群
世界遺産に登録されているサグラダ・ファミリア、カサ・バトリョ、カサ・ミラ(ラ・ペドレラ)、グエル公園などは、どれも唯一無二の芸術性を誇り、バルセロナの最大の魅力とも言えます。
FCバルセロナの本拠地
サッカーファンにとって聖地と言えるカンプ・ノウスタジアムでの試合観戦やスタジアムツアーは、忘れられない体験となるはず!
※カンプ・ノウスタジアムは工事中で2026年夏に完全竣工予定です。現在は暫定的にエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスを使用しています。
スペイン料理
食文化もバルセロナの大きな魅力のひとつ!
タパスと呼ばれる小皿料理、シーフードをふんだんに使ったパエリア、カタルーニャ地方独自の料理など、スペイン料理の奥深さを堪能できます。
ピカソ美術館・ミロ美術館
ピカソの青春時代の作品が多く、天才になる前の「人間・ピカソ」を感じられるのが最大のポイント。抽象美術のファンなら個人美術館としては世界最大のミロ美術館(モンジュイックの丘)も必見です。
ゴシック地区
中世の街並みがそのまま残るエリア。迷路のような小道、カテドラル(バルセロナ大聖堂)、ローマ時代の城壁など歴史ロマン満載。
バルセロナ観光におすすめの時期
バルセロナを訪れるベストシーズンは、春(4月〜6月)と秋(9月〜10月)です。この時期は気温が20℃前後と快適で、観光に最適な気候となります。
夏(7月〜8月)は30℃を超える日も多く、最も観光客が多い時期ですが、暑さと混雑を考慮する必要があります。
冬(11月〜3月)は比較的穏やかで、気温は10℃前後まで下がりますが、他のヨーロッパの都市と比べると温暖です。ただし、1月から2月にかけては雨の日が増えるため、屋内の観光スポットを中心に計画するとよいでしょう。

9月の「メルセ祭」や、夏至の前夜(6月23日頃)に行われる「サン・ジョアン祭」、8月中旬「グラシア祭り」などのお祭りは、街全体が盛り上がる大イベント!地元の人にまざってお祭りを一緒に楽しんでみるのも一興です。
【世界屈指の芸術的フットボール】FCバルセロナの試合を観戦しよう!
FCバルセロナの試合を観戦されたい場合は、スペインのサッカーリーグ「ラ・リーガ」の開催時期である8月中旬~5月下旬にご訪問ください。FCバルセロナの本拠地であるカンプ・ノウスタジアムは約99,000人を収容する巨大なスタジアムで、サッカーファンにとっては必見のスポット!
試合のチケットは人気カードになると早々に完売してしまうため、早めに要チェックです。
現在カンプノウは改修工事中で、エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスをホームスタジアムとしています。
※カンプ・ノウスタジアムは工事中で2026年夏に完全竣工予定です。
バルセロナまでのフライト


日本からバルセロナへの直行便はなく、乗り継ぎが必須です。
当社ツアーでは、主にエミレーツ航空・ドバイでの乗り継ぎになります。長時間のフライトではありますが、エミレーツ航空なら機材が新しいため、機内の静音性や湿度など細かい機内環境も整っており、機内エンターテイメント(映画など)も充実しているので、快適なフライトをお楽しみいただけます。



時差ボケ対策
バルセロナと日本の時差は約8時間です。到着後の時差ぼけを軽減するためにフライト中から対策をしておきましょう。飛行機に乗ったあとは、なるべくバルセロナの時間に合わせるようにして過ごすと、到着後も身体の負担が少なくなりますよ。
バルセロナ3泊4日モデルコースの概要
FCバルセロナ観戦を組み込んだスケジュール調整法
FCバルセロナの試合観戦を旅程に組み込む場合、試合日程に合わせて全体のスケジュールを調整する必要があります。ラ・リーガの試合日程は試合開催の2〜3週間前に決定することが多いですが、チャンピオンズリーグなど他のリーグの影響で直前でも日時変更される場合があります。
そのためサッカー観戦の際は下記に注意して計画ください。
- 日程変更できる柔軟な予定を組むこと
- 平日夜の試合の場合は、当日の観光は比較的近いエリアにとどめる
- 試合後は公共交通機関が混雑するため、手段を確認しておく
2025~2026年は新スタジアムへの移行期間のため、試合会場や観戦環境に変更がある可能性があります。渡航前に最新情報を確認しましょう。
観光スポット所要時間の目安


限られた滞在時間で後悔しないためには、バルセロナの観光スポットに優先順位をつけることも大切です。
天候や混雑状況によって予定変更も考慮に入れたプランニングをしましょう。
以下に各スポットの所要時間目安を紹介します。
市内中心地にある定番スポット
- サグラダ・ファミリア(2〜3時間)
- グエル邸(1時間)
- カサ・バトリョ(1.5時間)
- カサ・ミラ(1.5時間)
- カテドラルを含むゴシック地区の散策(2〜3時間)
- ランブラス通りとボケリア市場(1.5〜2時間)
- ピカソ美術館(1.5〜2時間)
- カタルーニャ音楽堂(1時間)
- バルセロネータビーチ(散策や軽い海水浴なら2時間程度)
市内中心地から30~40分の場所にある定番スポット
- FCバルセロナ観戦またはカンプ・ノウ見学ツアー(観戦は約3時間、ツアーは1.5時間)
- モンジュイックの丘(3時間)※噴水ショーは2025年5月現在休止中です。
- グエル公園(3時間)
※所要時間は市内中心地からの移動時間も含む
日帰り1日観光スポット
- モンセラット修道院(終日)
- タラゴナ(終日)
- フィゲラス:ダリ美術館(終日)
効率的なスケジュールを立てるために、観光スポットの開館時間や休館日もチェックしておきましょう。特に月曜日は多くの美術館が休館となるため注意が必要です。また、時間帯によっては入場料が割引になるスポットもあります。



押さえておきたいポイント
・初日は時差ボケを考慮し、ゆったりとしたスケジュールを組む
・サグラダファミリアなど人気スポットは事前予約がお勧め
\バルセロナモデルスケジュール/
1日目|午後にバルセロナ到着
エミレーツ航空ならバルセロナ到着は13~14時頃。他の欧州系航空会社だと夜遅くになってしまいますが、ちょっと不安な海外を日中に移動ができる&バルセロナ到着日も楽しめるのは嬉しいですね!
バルセロネータでまったりリフレッシュ、夜はスペインバルを巡る


初日の夜は、本場スペインの食文化を体験できるタパスバー巡り(タパス・ホッピング)がおすすめです。
タパスとは、スペイン発祥の小皿料理のことで、様々な種類の料理を少しずつ味わえるのが魅力です。ちょっとずつ楽しめるので、女性にも嬉しいですね。
特にバルセロネータエリアには個性的なタパスバーが集まっています。バルセロネータの夜は、バルセロナの街のライトアップも相まって、非常にドラマチックな景観になりますよ。
タパスバー巡りのポイント
スペイン人は遅い時間に食事をする習慣があり、多くのタパスバーは20時頃から本格的ににぎわい始めます。
ただし人気店は19時でも人が並ぶこともあるので、早めに行ってもおくのも手。
中にはお昼から通し営業しているお店もあります。
カウンターで軽くつまむのが現地スタイル。最初に1〜2皿頼んで、食べながら他のお客様のお皿を見て追加したりしても◎スペイン語がわからなくても指差し&笑顔で乗り切れます!
事前に1〜2軒は狙いを定めておくと吉。
おすすめのタパスバー
- La Cova Fumada(ラ・コバ・フマダ)
1944年創業の老舗タパスバーで、名物の「ボンバ」(ポテトコロッケ)は必食。 - Montolio Can Maño(カン・マニョ)
地元民に人気の庶民的な雰囲気のバルで、新鮮なシーフード料理が評判。 - Bodega Biarritz 1881 Tapas Bar map
13時から通し営業しています。個別オーダーではなく、おまかせセットのみ。 - Taller de Tapas map
観光客にもローカルにも人気のチェーン店で、広めで入りやすいお店です。
定番タパスがしっかり美味しく、外れなし。日本語メニューがあるのも嬉しいですね。
※情報は予告なく変更される場合がございます。
王道のタパスメニュー


- パタタス・ブラバス(Patatas Bravas)
→ 素揚げしたじゃがいもに、ピリ辛の「ブラバスソース」やアイオリソースをかけて食べるド定番のタパス。 - ガンバス・アル・アヒージョ(Gambas al Ajillo)
→ オリーブオイルにニンニクと唐辛子を加えてエビを煮た一皿。パンを浸して食べるのも◎。 - パン・コン・トマテ(Pa amb tomàquet)
→ カタルーニャ地方の名物で、ニンニクをこすり、熟したトマトとオリーブオイルをかけたパン。 - ハモン・イベリコ(Jamón Ibérico)
→ 上質なイベリコ豚から作られた口の中でとろける生ハム。絶対本場で食べたい一品! - カラマレス・ア・ラ・ロマーナ(Calamares a la Romana)
→ 柔らかく揚げられたイカのフリット。レモンを絞ってどうぞ! - トルティージャ・エスパニョーラ(Tortilla Española)
→ スペイン風オムレツ。ジャガイモと玉ねぎ入りで冷めてもおいしいのも魅力。



タパスバーでは基本的にカウンター席に立って食べるのが一般的。テーブル席を希望する場合は追加料金がかかることがあります。言葉が通じなくても、ガラスケースの中のタパスを指さして注文できるので安心です。
2日目|圧巻の世界遺産、天才ガウディの建築を巡る
バルセロナの象徴とも言えるガウディ建築に焦点を当てた1日コースをご紹介します。世界遺産にも登録されている建築物を効率良く回るために、朝から観光へ出発!
世界遺産「サグラダ・ファミリア」を満喫




1882年、”聖堂全体で聖書の内容を表現する”という構想で着工し、140年たった今も日々進化し続けています。
緻密な彫刻が施されたファザード、中に足を踏み入れるとまるで森の中にいるかのような柱の配置と天井の構造、そしてステンドグラスから差し込む光が幻想的な空間。ガウディは自然を建築に取り込むことを重視し、光の演出や構造美においてもその哲学が色濃く表れています。
サグラダ・ファミリアの現在の完成予定は2026年です。これはガウディ没後100年にあたる年であり、長年にわたり「完成の節目」として目標とされてきました。しかしメイン構造(塔や外観)の完成が目標とされており、内装の細部などはその後も継続される可能性が高いです。その進化を見守るという体験も、魅力のひとつです。
お勧めの訪問時間帯
サクラダ・ファミリアは日中大変混み合いますので、午前(09:00~10:00頃)に訪れるのがおすすめです。
所要時間の目安
- 基本見学(大聖堂の内部+ファサード): 約1〜1.5時間
- 塔に登る(エレベーター+徒歩での下り):約30〜45分追加(混雑次第)
- オーディオガイド付きでじっくり見る場合: 約2時間〜3時間
オススメ見学ルート(約3時間)
生誕のファザードの外観(15分)⇒聖堂内部(30分)⇒鐘塔(30分)⇒受難のファザードの外観(15分)⇒付属学校:資料館(30分)⇒地下博物館(20分)⇒ミュージアムショップ(30分)



サグラダ・ファミリア単体の入場券に鐘塔(Tower)は含まれておらず、チケット購入時にセットで予約する必要がありますので、予約の際はご注意ください。
また、行きはエレベーターで登りますが、帰りは螺旋階段を徒歩で降りる必要があります。
サグラダ・ファミリア基本情報
料金 | ガイドなし:26ユーロ ガイド付き:30ユーロ ガイドなし+鐘塔:36ユーロ ガイド付き+鐘塔:40ユーロ ※当日券は売り切れの場合が多いので事前予約推奨 ※鐘塔では、生誕か受難のファザードどちらを選択必要があります。 |
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営業時間 | 11月~2月 月~土曜:09:00-18:00 日曜:10:30-18:00 3月・10月 月~金:09:00-18:00 土曜日:10:30-18:00 日曜日:10:30-19:00 4月~9月 月~金:09:00-20:00 土曜日:09:00-18:00 日曜日:10:30-20:00 特別開館時間 12月25・26日、01月01・06日:09:00-14:00 |
公式サイト | https://sagradafamilia.org/en |
【ランチ】エル・ナシオナルでスペイン料理に舌鼓
ランチには、元々劇場だった建物をリノベーションして作られた高級フードコート「エル・ナシオナル(El Nacional Barcelona)」がおすすめ!サグラダ・ファミリアを出たら、メトロL2(青線)に乗り、「Passeig de Gràcia」駅へ向かいます。
「エル・ナシオナル」は天井が高く、まるで映画のセットのような華やかな空間で、肉料理や魚介料理、チーズ専門店やワインバーなど、多彩なお店が軒を連ねています。どれを選ぼうかと迷ってしまうほど魅力的な料理ばかりですが、少しずつ色々なものを試せるのが、フードコートならではの楽しさ。ぜひ立ち寄ってみてください。
エル・ナシオナル 基本情報(フードコート)
営業時間 | 正午12時~深夜0時(金曜・土曜のみ深夜1時まで) |
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公式サイト | https://www.elnacionalbcn.com/en/ |
地図 | こちら |
まるで魔法の世界に来たような邸宅「カサ・バトリョ」


エル・ナシオナルから徒歩約6分で「カサ・バトリョ」に到着。
カサ・バトリョは、アントニ・ガウディがリフォームを手掛けた幻想的な邸宅で、世界遺産に登録されています。ドラゴンの背中を模した屋根はカタルーニャの伝説を象徴しており、「骨の家」とも呼ばれる独創的な外観が特徴です。住宅の概念を超えた色鮮やかで独創的なデザインが目に留まるでしょう。内部も色彩がきらめき、まるで魔法の世界の中にいるよう。
内部は12:00〜15:00が比較的混雑が少ない時間帯です。拡張現実(AR)を使った最新のオーディオビジュアルガイドを利用すれば、ガウディの創造性をより深く理解できます。
カサ・バトリョ基本情報
営業時間 | 09:00 – 22:00(年中無休) |
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料金 | 29ユーロ~ ※時間帯やプランによって変動します |
所要時間 | 約1時間15分 |
公式サイト | https://www.casabatllo.es/ja/ |
地図 | こちら |
ガウディ最後の住宅建築「カサ・ミラ」


カサ・バトリョを出たら、そのまま徒歩5分ほど北上して「カサ・ミラ」へ向かいます。
こちらもガウディによる集合住宅で、波打つような壁面と屋上にある奇妙な形の煙突群が見どころです。
建設当時は、その無骨な外観から「石切り場(ラ・ペドレラ / La Pedrera)」と、皮肉を込めて呼ばれていたそうですが、今では愛着を持って地元の人々に「ラ・ペドレラ」と呼ばれています。
屋上に広がる回遊式のテラスには、岩を彫り出したようなユニークな造形の彫刻が並び、まるで芸術作品の中を歩いているかのような感覚を味わえますよ。さらに、そこからはサグラダ・ファミリアを望むこともできるので、バルセロナを訪れる際には、ぜひ一度足を運んでみてください。きっと心に残る体験になります。所要時間は約1時間〜1時間半です。
カサ・バトリョ、カラ・ミラとも事前予約が可能で、時間指定のチケットを購入しておくと待ち時間を大幅に短縮できます。
カサ・ミラ基本情報
営業時間 | 夏季(2025年03月07日~11月09日) 09:00 – 20:30 ナイトツアー: 20:40-22:20 冬季(2025年11月10日~2026年01月04日) 09:00 – 18:30 ナイトツアー:19:00-23:00 クリスマス・元旦 2025年12月26日~2026年1月4日:09:00 – 20:30 (1月1日:11:00 – 20:30) ナイトツアー:21:00 – 23:00 ※年中無休 |
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料金 | 29ユーロ~ ※時間帯やプランによって変動します |
所要時間 | 約1時間15分 |
公式サイト | https://www.lapedrera.com/ja/ |
地図 | こちら |
【ディナー】イカ墨のパエリア


スペインを訪れたら、一度は味わいたい定番料理「パエリア」。元々はバルセロナの南に位置するバレンシア地方が発祥とされており、本来のスタイルはウサギの肉や白インゲン豆が入ったものだそうです。ただ、バルセロナのような海辺の街では、やはりシーフードをふんだんに使ったパエリアが特に人気があります。
中でもおすすめなのが、「アロス・ネグロ(Arroz negro)」と呼ばれるイカ墨のパエリアです。イカ墨がしっかりとご飯に染み込み、魚介の旨味が凝縮されたその味わいは、ひと口食べるごとに思わず笑みがこぼれるほど。ぜひ、キリッと冷えたスペイン産スパークリングワイン「カヴァ」と一緒に楽しんでみてください。きっとバルセロナの魅力が、さらに深く感じられるはずです。
1日の締めくくりに、ホテルに戻る前にグラシア通りのライトアップされた建物を眺めながら、軽く食後酒を楽しむのも◎
市内でも上質の品質を誇るため、いつも賑わっています。
常に新鮮な海鮮を提供するという定評があり、特に魚介のパエリアは絶品。
\予約必至のシーフードレストラン/
3日目|大本命!FCバルセロナ観戦と周辺観光
バルセロナ観光 3日目は、サッカーファン垂涎のFCバルセロナ観戦へ!
世界最高峰のクラブチームの本拠地を訪れることは、バルセロナ旅行の大きな魅力のひとつ。
試合当日はゆとりをもって、スタジアム周辺観光がおすすめです。
ゴシック地区の「Cafè de l’Òpera」で、本場の朝食を堪能


「Cafè de l’Òpera」は地元で3代続く名店。1929年創業の店舗は、スペインの古き良き時代を思わせる作りで、旅の朝を彩るにはうってつけです。日本でも人気のチュロスの発祥はスペインで、熱々のチュロスをチョコレートやココアに浸す、「チュロス・コン・チョコラテ(Churros con chocolate)」がスペイン流の食べ方です。ここではチュロス以外にも、オムレツをはじめ定番料理が一通り揃っていますよ。
Cafè de l’Òpera 基本情報
営業時間 | 8時~深夜1時(土日は深夜2時まで) ※年中無休 |
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地図 | こちら |
芸術の街、バルセロナが生んだ天才の源流に触れる「ピカソ美術館」
💡 La primavera del 1901, Picasso va dur a terme una exposició a la prestigiosa galeria d’Ambroise Vollard a París.
— Museu Picasso Barcelona (@museupicasso) January 23, 2025
🖼️ En cerca de nous temes per pintar, va tenir accés a la presó de dones de Saint-Lazare. Allà les recluses, prostitutes amb sífilis, duien una lligadura blanca… pic.twitter.com/NmyKhLaNt2
バルセロナには多くの魅力的な美術館がありますが、その中でもぜひ立ち寄っていただきたいのが、旧市街に佇む「ピカソ美術館(Museu Picasso de Barcelona)」です。
ここでは、スペインを代表する芸術家パブロ・ピカソの初期の作品、特に「青の時代」以前の貴重な作品群をじっくり鑑賞することができます。
実はパリにもピカソ美術館があるのですが、ピカソがパリに移る前の青年期を過ごしたのが、このバルセロナ。そのため彼の青春時代の作品が多く、天才になる前の「人間・ピカソ」を感じられるのが最大のポイント。
ミュージアムショップも充実しており、青と白のボーダー柄をモチーフにしたピカソグッズが多数揃っています。なかには、バルセロナの伝統的な人形「カガネル」のピカソバージョンといったユニークなお土産も見つかるかもしれません。
ピカソ美術館 基本情報
営業時間 | 10月14日~4月13日 火曜~日曜:10:00-19:00 4月15日~10月12日 火曜、水曜、日曜:09:00-20:00 木曜、金曜、土曜:09:00-21:00 |
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休館日 | 毎週月曜日 1月01日、5月01日、6月24日、12月25日 |
料金 | 12ユーロ |
所要時間 | 約1時間30分~2時間 |
公式サイト | https://museupicassobcn.cat/en |
地図 | こちら |
スタジアム近隣:モンジュイックの丘へ


モンジュイック(ムンジュイック)の丘は、バルセロナの南西部に位置する小高い丘で、1992年のバルセロナオリンピックのメイン会場となった歴史あるエリアです。
モンジュイックの山頂にはモンジュイック城(Castell de Montjuïc)があり、ここからはバルセロナ市街や地中海を一望できる絶景が広がります。特に夕暮れ時の景色は格別で、バルセロナ観光で最も美しい景色の一つと言えるでしょう。他にも、バルセロナ生まれの芸術家ジョアン・ミロのミロ美術館(Joan Miró Fondation)、スペイン文化を紹介するテーマパーク的な場所スペイン村(Poble España)、オリンピックスポーツ博物館(Museu Olímpic i Esport)など見どころの多い場所です。
モンジュイックの丘への行き方
地下鉄+バスなど色んな方法がありますが、地下鉄+フニクラ(ケーブルカー)+ゴンドラがのんびりした旅を楽しめます。
- 地下鉄でパラレル(Para-Lel)駅へ
- パラレル駅の上階のフニクラ(ケーブルカー)に乗り換え→モンジュイック公園(Parc de Montjuïc)駅まで約5分
※地下鉄からフニクラへの乗り換えは改札口を出ません。 - 出口を出てすぐのゴンドラ(Montjuïc Cable Car駅)に乗り換え→モンジック城頂上へ
※ゴンドラからの景色は綺麗!(ケーブルカーからはあまり望めません)
※ゴンドラに乗らなくても、徒歩でミロ美術館などに行けます。
※噴水ショーは2025年5月現在、休止中です。
いざ!FCバルセロナの試合観戦へ!


FCバルセロナについて
世界各国の一流プレーヤーが集まる世界的名門クラブ。巧みなパスワークで相手の守備を美しく崩すパスサッカーを伝統にしています。バロンドール(世界年間最優秀選手賞)を歴代最多の8度受賞したメッシ選手が長きにわたり活躍したクラブです。現日本代表の久保建英選手も、ユース時代をFCバルセロナの下部組織で過ごしました。


現地で目にしたい注目選手
ラミン・ヤマル選手(FW)
20年に1人の逸材と言われ、若干17歳でスペイン代表とFCバルセロナで活躍する神童。
超絶的なテクニックで相手ディフェンダーをいとも簡単に抜き去っていく姿は圧巻の一言。
ペドリ選手(MF)
ペドリこと、ペドロ・ゴンサレス・ロペス選手は優れたゲームコントロールが持ち味の天才ミッドフィールダー。
味方とのコンビネーションプレーに定評があり、針の穴を通すようなパスはまさに芸術。
ロベルト・レヴァンドフスキ選手(FW)
利き足・逆足・頭からなど、どこからでも点が取れるお手本のような万能型フォワード。
チャンピオンズリーグ歴代最多得点選手ランキングトップスリーに入る世界的ストライカー。
観戦前の準備
試合当日は以下の点に注意しましょう:
- 試合開始の2時間前にはスタジアム周辺に到着する
- 入場にはパスポートなど写真付き身分証明書が必須
- 大きな荷物の持ち込みは制限されるため、必要最小限の荷物で!
- スタジアム内は意外と寒くなることがあるため、上着を持参する



当社観戦ツアーへご参加される場合、観戦チケットの受け渡し方法はeチケットなどモバイルチケットでのお渡し、又は現地(ホテルもしくはスタジアム)でのお受け渡しとなります。
サッカーチケットに関する現地緊急連絡先(日本語)もご用意しておりますのでご安心ください。
観戦中のマナー
カタルーニャ地方のサッカー文化を尊重し、以下のマナーを守りましょう:
- 対戦相手のチームのユニフォームを着用する場合は注意が必要(特にレアル・マドリード戦など)
- スタジアム内は禁煙
- フラッシュを使った写真撮影は控えましょう
- 試合中に立ち上がると後ろの席の方の視界を遮るため、周囲に配慮しましょう
安全面での注意点
バルセロナは全体的に安全な都市ですが、スタジアム周辺では以下の点に注意が必要です:
- 試合の前後はスリや置き引きに注意
- 貴重品は常に身につけ、リュックやバッグは前に抱えるようにして歩く
- 地下鉄やバスは試合後非常に混雑するため、余裕を持って移動計画を立てる
- アルコールの飲みすぎには注意し、帰りの経路を事前に確認しておく
FCバルセロナの試合を観戦することは、単なるスポーツ観戦以上の体験となります。カタルーニャの誇りとアイデンティティが凝縮されたこの時間を存分にお楽しみください!


4日目|最終日の過ごし方
バルセロナ観光もいよいよ最終日。エミレーツ航空なら帰国便の出発は15時頃のため、ぎりぎりまでバルセロナを満喫できます。
ボケリア市場で食べ損ねたスペイン料理を




締めくくりは「ボケリア市場(La Boqueria)」(ブケリア市場)を訪れてみましょう。1840年創業の歴史ある市場で、ランブラス通りからすぐの場所にあり、バルセロナで最も有名な市場です。
入口から一歩足を踏み入れると、色鮮やかなフルーツやハム、チーズ、シーフードなど、あらゆる食材が目に飛び込んできます。市場内の立ち飲みバーで朝からカヴァ(スペイン産スパークリングワイン)を楽しむ地元民の姿も。フルーツジュース(約3〜4ユーロ)は、色とりどりでインスタ映えするだけでなく、暑い日の水分補給に最適です。特にココナッツとマンゴーのミックスは絶品!
市場の奥にある「El Quim de la Boqueria」や「Bar Pinotxo」では、スペイン風オムレツ「トルティージャ」や旬の魚介類を使った料理を提供しています。朝食や軽いランチに最適ですが、人気店なので少し並ぶ覚悟が必要です。
ボケリア市場では食材のお土産も購入できます。サフランなどのスパイス、高級オリーブオイル、缶詰・瓶詰め食品(真空パックのもの)などは日持ちするので旅の記念に最適!ただし肉・生鮮食品・果物の持ち込みには制限があるので、日本の税関規則を事前に確認しておきましょう。(生ハム、ソーセージ、チーズなどは日本へ持ち込み不可です)
ボケリア市場|Mercat de la Boqueria
La Rambla, 91, Ciutat Vella, 08001 Barcelona(Google Map)
最後の買い物におすすめのショッピングエリア
最終日のお買い物は、滞在中の思い出を形に残す大切な時間です。バルセロナには魅力的なショッピングスポットが多くあります。
パセオ・デ・グラシア通り
スペイン最高級のショッピングストリートで、シャネルやルイ・ヴィトンなどの高級ブランドから、ZARA、マンゴなどのスペイン発のファストファッションブランドまで揃っています。ガウディ建築のカサ・バトリョやカサ・ミラも同じ通りにあるので、最後に記念撮影するのもおすすめです。
エル・コルテ・イングレス(El Corte Inglés)
スペイン土産を探すならスペイン最大のデパート「エル・コルテ・イングレス」がおすすめ。食品フロアでは高級オリーブオイルなど品質の良いスペイン食材が手に入ります。免税手続きもその場でできるので便利です。(生ハム、ソーセージ、チーズなどは日本へ持ち込み不可です)
Google Map
ボルン地区
地元ブランドや個性的な商品を探したい方は「ボルン地区」がおすすめ。小さなデザインショップや雑貨店が点在し、バルセロナならではのセンスの良いアイテムが見つかります。特に「カレル・フラッセルス」沿いには魅力的なショップが集中しています。
Google Map
時間があれば「カタルーニャ音楽堂」へ
「カタルーニャ音楽堂(Palau de la Música Catalana)」の見学ツアー(約1時間)も最終日の体験としておすすめ。


カタルーニャ音楽堂は、モデルニスモ(カタルーニャのアール・ヌーヴォー)建築の傑作。
色鮮やかなステンドグラス、モザイク、彫刻が施された内装は、まるで宝石箱のような美しさ。特に天井のステンドグラスの大ドームは圧巻で、ガウディとはまた異なる美の世界を体感できる、バルセロナ屈指の文化スポットです。
ガイド付き、オーディオガイド付きの他、パンフレットを参考にカタルーニャ音楽堂を自由に見学できる「Self-Guided Tour」もあります。
カタルーニャ音楽堂 基本情報
営業時間 | 09:00-15:30 |
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料金 | 18ユーロ(ガイド付き22ユーロ) |
所要時間 | 約50分~ |
公式サイト | https://www.palaumusica.cat/en |
地図 | こちら |
3時間前には空港へ向かう
バルセロナ・エル・プラット空港へは、市内中心部から空港バスで約35分。ターミナルによって停車場所が異なるので、事前に確認しておきましょう。また、スペイン出国時は思ったより時間がかかることがあるので、国際線の場合は出発の3時間前には空港に到着することをお勧めします。
バルセロナ観光の準備と注意点
バルセロナへのアクセス方法
日本からバルセロナへは乗り継ぎ便のみとなり、直行便はありません。所要時間は約16時間~です。
バルセロナの玄関口となるエル・プラット国際空港は市内から約15kmの位置にあり、市内へのアクセスは以下の方法があります:
- エアロバス:空港から市の中心部(カタルーニャ広場)まで30分程度で結ぶ直通バス。約6ユーロ。
- 地下鉄:L9 Sudラインで市内へ。T-Casual(10回券)などの交通パスが使えます。
- RENFE(近郊列車):約25分でバルセロナ・サンツ駅へ。
- タクシー:約30〜40ユーロで市内中心部まで到着できます。深夜や大型スーツケースがある場合は追加料金あり。
また、マドリードからは特急電車で最短2時間30分程度で到着します。
移動手段と交通パス
バルセロナは公共交通機関が発達しており、観光客でも簡単に移動できます。主な移動手段と、お得な交通パスについて解説します。
地下鉄(Metro)
市内の主要観光スポットをカバーする充実した路線網があり、朝5時から24時までの運行です(金曜は26時まで、土曜・祝前日は終夜運行)。路線は色分けされており、乗り換えもわかりやすくなっています。バルセロナ観光の基本的な移動手段として最適です。
バス
地下鉄よりも広範囲をカバーしており、地上からの景色も楽しめます。主要バス停には電子掲示板で到着時間が表示されています。夜間バス(Nitbus)もあり、「N」で始まる路線番号で運行しています。
トラム
市の一部エリアを運行する路面電車で、快適な乗り心地が特徴です。観光客が利用する機会は比較的少ないですが、郊外へのアクセスに便利です。
おすすめ交通パス
バルセロナでは様々な交通パスがあり、観光客は以下のような選択肢があります:
T-Casual | 10回分の乗車券で、地下鉄・バス・トラムで使える共通チケット。12.55ユーロで、1時間15分以内の乗り換えなら1回分の利用としてカウントされます。 公式サイト |
T-Dia | 1日乗り放題チケット。11.55ユーロで、頻繁に移動する日におすすめです。 公式サイト |
Hola BCN! | 観光客向けの鉄道やバスの乗り放題チケット 2日間(18.1ユーロ)、3日間(26.3ユーロ)、4日間(34.4ユーロ)、5日間(42.1ユーロ)。 空港へのアクセスも含まれています。 公式サイト |
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治安情報と注意すべきポイント
バルセロナは全体的に安全な都市ですが、観光客を狙ったスリや置き引きも多いです。安全に旅行を楽しむための注意点をご紹介します。
スリや置き引きへの対策
特に以下のエリアでは警戒を強めましょう:
- ランブラス通り、カテドラル周辺などの観光客が集まる場所
- 地下鉄やバスなどの公共交通機関内
- ビーチエリア(特に荷物を置いて泳いでいる間)
対策としては、以下の点に注意しましょう:
- バッグは常に体の前で持ちチャックを閉めておく(リュックは避ける)
- 貴重品は分散して持ち歩く(ホテルのセーフティボックスも活用)
- レストランでは椅子にバッグを掛けず、常に視界に入る場所に置く
- 見知らぬ人から突然話しかけられたり体に触れられたりした場合は警戒する
その他の注意点
一般的な注意事項として、以下の点にも気をつけましょう:
- FCバルセロナの試合がある日は特定エリアが非常に混雑するため、時間に余裕を持って移動する
- タクシーは正規のタクシー乗り場か公式アプリで呼ぶ
- 路上での「ボールゲーム」や「署名活動」には応じない(スリの手口の可能性)
- レストランでは事前にメニューの価格を確認し、ぼったくりを避ける
- 夜間の人気のない路地の一人歩きは避ける
緊急時の連絡先
万が一の場合に備え、以下の連絡先を保存しておきましょう:
- 緊急通報:112(ヨーロッパ共通緊急番号)
- 警察:091(国家警察)または092(地方警察)
- 在スペイン日本国大使館:(+34) 91-590-7600
- 在バルセロナ日本国総領事館:(+34) 93-280-3433
盗難被害に遭った場合は、すぐに最寄りの警察署で被害届(Denuncia)を提出しましょう。保険請求の際に必要になります。観光客向けの警察署はランブラス通り43番地にあり、日本語対応も可能です。
バルセロナは魅力的な観光地で、基本的な注意を怠らなければ、素晴らしい旅行が楽しめる街です。
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